SUPERBEAVER 日本武道館レポート

2018年4月30日
レペゼンジャパニーズポップミュージックフロムトウキョウジャパン。
SUPERBEAVERの日本武道館公演に行って参りました。
この日は10時から物販開始ということもあり7時に九段下駅に到着。
10時間の待機の末、購入。
17時迄時間を潰しいざ、出陣。

ライブハウスのバンドということもあり入って最初に思ったことは
「いつもとやることは変わらないんだな」
という事でした。
何故かというと幕でステージが覆われているわけでもなく。炎が噴出されるような雰囲気もなく。ただただバンドセットが組まれているのみの構造になっていたから。

この場に立てて嬉しい気持ちで胸を躍らせながら開演。

始まりは予想通りの「美しい日」これでもかといった拍手の音が鳴り響く。
やはりいつも通りのSUPERBEAVERを全開に見してくれていた。

「証明」と続き「うるさい」へ
大合唱で包まれた会場はボルテージをどんどんと上げていき「正攻法」では棘のあるアンサンブルからSUPERBEAVERのやり方を音楽で観客にぶつけてきた。

さらに「ファンファーレ」、「らしさ」と続き、「赤を塗って」これはとても聞きたかった曲でもあり、思わぬサプライズでテンションが上がってしまいました。

同時にフロントマン渋谷龍太の力強い言葉に圧倒されながら怒涛の
「→」「361°」「喜びの明日に」「27」

SUPERBEAVERが持つ歌詞の力、力強いメロディとそれに応えるオーディエンス。さらに日本武道館というステージが持つ雰囲気がさらにライブを熱く盛り上げていたと思う。

そして12曲目「人として」ではステージ後ろの大画面が開き、そこに待ち構えていたのはバイオリン等のストリングスがずらっと並び
SUPERBEAVERの音楽に重みとエモーショナルな雰囲気を掛け算していく。

そこから続くメジャーレーベル時の曲である「シアワセ」では感動に包まれ立ち尽くしている観客がいた。私も涙しました。

ここで落ちたボルテージを一気に上げるかのように始まった「青い春」、「東京流星群」
合唱とともに先ほどの熱さを取り戻しながら

「秘密」。渋谷龍太のここでのMCはいつ聴いても自分の心に突き刺さる。

「ありがとう」ではいつもよりも熱い4人がいた。何より柳沢のアルペジオは曲が始まる前から決して楽な道ではない14年間の道程が表れているようだった。

最後の「ありがとう」という歌詞の前ではオーディエンスも含め会場全体を静寂が包み込んで息を呑むような瞬間でした。

そして最後の曲「愛する」ではSUPERBEAVERらしい暖かい空間がそこにはありました。

これまでの道のりとこれからの展望が見え隠れする素晴らしいLIVEでした。

新曲「ラブソング」
「それでも世界が眼を覚ますのなら」
「素晴らしい世界」
と新旧入り混じるアンコールのセットリストではSUPERBEAVERの真骨頂と言える歌詞の力が存分に観客の心に突き刺さるものになったと思う。

ゆうのごみばこ

映像Directer/写真/個人制作

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