お腹の中の記憶
今日は多忙な1日で記事を前もって書くことが出来ずにこの時間になってしまったことをお詫び申し上げます。
さて!今回は音楽の話とは打って変わって
最初の頃にしていた様な少し小難しいお話をします。
今回は生についてのお話です。
皆さんは
お母さんのお腹の中に居た時の記憶
がある子供がいるということを知っていますか?
「いや、そんな馬鹿な」
と思う人もいると思いますが
そういう子供がいるらしいですね。
実際周りにも小さい頃は覚えていたという人もいました。
でもちょっと待ってください。
仮にお腹の中のその時の記憶を覚えていたとして
その記憶を呼び覚ました時の匂いや情景、感触などの五感の情報は、
ある程度言葉が喋れる(記憶があるということを声に出して誰かに伝えているため)時の時点での自分が持っている概念に当てはめているだけとは考えられませんか?
もし、何も教育が与えられていなかったら
そこで見るものを何物にも例えることができない筈ですよね。
なのに記憶があるといって
○○みたいな匂いがしたよとか
○○があった
○○が聞こえた
なんてものは言葉や概念が与えられてコミュニケーションが取れるその時点での自分の持っている情報を当てはめているだけに過ぎず
本当にその時に感じたものを表現する媒体をちいさな子供は持ち合わせているのでしょうか?
ここで言いたいのは
どんなに詳細な記憶があったとしてもそれを鮮明に表現できる媒体がなければそれは他人から見たら虚偽の情報の様に映ってしまうということです
自分が嬉しいとか、悲しいとか、嫌だとか、人にうまく伝えられていますか?
自分がどんなに思っていたとしても相手に細かく伝えられなければ本当の心の内を見せた事にはならないですよね。
例えば好きな人がいてもちゃんと真剣に想いを伝えられなければ好きな気持ちが嘘だと思われてしまいますよね、
それは悲しいですよね。
何でもいいんですが
自分が自分自身の事を正直に
伝えられる何かを磨くこと
って本当に大事だと思います。
それには言葉というのが1番簡単で
一番難しいものだと思います。
勉強してもしても言葉にできない様な事は世の中にたくさんあります。
だからもっと色々なものを見て言葉にして
自分の表現の幅がさらに広がる様になれたら
いいなと思います。
皆さんもどんな方法でも構わないので自分の今の気持ちを誰かに伝えてみると
うまく伝わらないとか、
この言い方は駄目なのかとか
色々と学びがあるので是非やってみて下さい
では!!!おやすみなさい!!
0コメント